百年後のふるさとを守る

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緊急地震速報のアプリが30秒後に震度3の地震くることを知らせた。このところ、精度が低くなってはいたが、すぐにテレビ点けたら、テレビでも一般向け緊急地震速報のテロップが出ていた。ガクガクと小刻みに揺れた後、20秒ぐらいたってから揺れが強まり、揺れ方は今までの余震よりも本震に近い感じ。近くの震度計は震度3だった。
東日本震災からもうすぐ1ヶ月。

kyoukasho
百年後のふるさとを守る

今日(4/7) 、姪の小学校は始業式。 3月の終業式は地震の影響で1週間早まり、体育館は使用禁止になり卒業式は各教室で行われたらしい。そして、今日真新しい教科書(5年)を見せてもらった。なんか、一部の教科書のサイズが今までと違うの。写真左の保健とウサギの絵が描かれている国語は今まで通りの形状(本の縦横比がA4とかと同じ黄金比)なのに、写真右の音楽や家庭科の教科書は横の長さが伸びて正方形に近くなった本の形状になってた。本の比率が変わるとはびっくりだ。
 それと、教科書に今年から『稲むらの火』が復活するってのを震災後のニュースで知っていたので、索引を見てみたら『稲むらの火』はなく、『百年後のふるさとを守る』ってタイトルで「伝記の『稲むらの火』を題材とした読み物」が収録されていた。文章の書き出しは、原文の稲むらの火の冒頭が1ページ半ぐらい引用されていて、他は著者が伝記を読み砕き、解説した感じだとおもう。伝記の主人公は実在する人物で、将来くるかもしれない津波に備える為に私財を投じて防潮堤を作ったって言う、ノンフィクション部分を主体とした人物伝かな(原文をんでないので憶測です)。
link:気象庁HPに昔の教科書の画像が掲載されてました。事実との相違なども書かれてます
気象庁HPhttp://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/inamura/p6.html
教科書本編にも記されていたのだけれど、稲むらの火は昭和12年からの10年間だけ教科書に採用されていたらしく、今回は稲むらの火の完全版が教科書に復活したわけではないけれど、自助共助やボランティア精神などが学べる。百年後のふるさとを守るっていう防災教育はもとより、コミュニティの中での人間同士のつながり、協力を主眼に置いて教科書に採用されたのかもしれない。
自分自身『稲むらの火』は火を燃やして住民を誘導したっていう“上っ面”だけしか知らなかったので、はじめて読んだようなものでした。平時なら津波に対する対処法はこういった伝記や歴史から学びたいのだけれど、くしくも先日、現実のものとなってしまったので、津波の恐怖については言われなくても充分心得ているはず。だけれど…考えたくはないが月日が経つに連れ段々と恐怖心も薄くなり20年後、30年後に津波警報が軽視される、なんて世の中にはしたくないなぁ。
 現に緊急地震速報を受けても、誤報だろうと思って何も避難行動していなかった自分がココにいる。言えたもんじゃない。綺麗事だけ並べてるだけで、実際には何もしなかった自分が恥ずかしい。
これを書いている最中に、津波警報と注意報は解除されました。夜なので全容が掴めないと思うけれど、被害が出ていないことを祈るばかりです。

日常

日常ってどれだけ素晴らしい事なのか
普通ってどんなに良いことなのかを知った数週間。
サクッとネットサーフィンしてたらたまたま、日常って名前のアニメが始まるらしい事を知った。普段なら気にも止めないが今回はスルーできない。舞台が地元だ。大手町郵便局、旧伊勢崎駅駅舎、伊勢崎商業高などの建物を元として場面に反映されてるらしい。
そう言えば、今日群馬テレビみてたら、新番組の番宣してたけど、それだったのかな。この4月から始まったアニメらしい。
まさか、聖地になっちゃうの???田舎起こし!!!=