オームネットワークと防犯

 NASがサトシ君ちに導入された。簡単に言えばネットワーク接続の外付けHDD。すでに無線LAN化されているので、トイレでも近所の駅のホームでも映画やネット、その他もろもろ出来るネットワーク網の完成。ネットワークはルータが管理して、NASはファイルサーバとしての運用。アクセスポイントへの侵入はキーがないと接続できない仕組み。NASの中にはLINUXが入ってるらしい。LINUX機一台うちも立てようかな(といってもデュアルブートで)。
無線LANが出回り始めた頃は誰でもCheckなしに侵入できる無法状態のアクセスポイントが多かったようだ。米国での実験では車に乗りながら一時間で相当数のアクセスポイントが見つかり半数はなにも制限が掛かっていなかったとの事。その中には大手の企業も含まれていたらしい。ネットワークが見つかると反応する探知機もお手ごろ価格で手に入る。

数学の愛しかた

 大切な情報を盗まれたら…情報と暗号化
今はネットバンクなんてのもほとんどの銀行がサービスしてる。きっとIDやPASSは「クリップボードでコピーしやすいようにテキストファイルに保存」なんてのも多いはず。銀行アカウントを手にいてれ送金ボタンを押せばあっという間にウッシッシ…なんて犯罪も起きて来るんじゃないかなぁ?家に鍵を掛ける事も重要だけれど、ネットワークにもきちんと鍵を掛けましょう。ネット取引などでつかわれるSSLはパスワードを解析することは可能だけれど、解析終了までに100年以上コンピュータで計算し続けないといけないらしい。だから安心。コンピュータは素数の計算が苦手なので暗号ってのは殆ど素数を利用してるってピーターフランクルが言ってた。錠と鍵を設定せずに、パスワードをファイルで管理しちゃダメって事だね。付箋でCRTに貼っとくってのも勿論ダメ。
エニアックから始まるPCの歴史や暗号化に興味ある人はNHK出版・ピーターフランクル著の「数学の愛し方」をぜひ。